人気タレントを起用したCMのお陰で若者人気も獲得しました。

イメージアップを決定づけた2つの取り組み

青空と矢印の看板

競艇は長年、客層が悪くてダークなイメージを強く抱かれていました。
一度根付いてしまった悪い印象・レッテルを払拭するのは簡単なことではありません。

 

ただでさえギャンブルという世間体が悪いカテゴリーの競艇が、若者・ファミリー・女性から人気を集めるほどのイメージアップを決定づけたのは、ボートレースへの名称変更テレビCMにタレントを多数起用した2つの取り組みが大きく関係しています。

 

名称変更の大胆な取り組み

ボートレースのロゴ

競艇は2010年度(平成22年度)より、「ボートレース」に名称変更しました。
従来の悪いイメージを払拭するためにサブネーム(愛称)を作る手法は度々見られますが、競技そのものの名称を変えるのは極めて異例です。

 

現在も「競艇」の名称で呼ぶ動きが根付いている現状もありますが、運営事業者は日本モーターボート競走会。競艇場はボートレース○○の名前に変更させるなど、徹底した取り組みを行いました。
ボートレースの名称が広く浸透したことによって、従来の悪いイメージが徐々に薄れていき、競艇の名称を使っていた時代には利用しなかった若者・女性利用者・ファミリーなど新しい客層を獲得できたことが、競艇の再ブームを起こした大きな要因です。

 

実際にはインターネット投票の解禁・普及の影響が売上アップに大きく貢献していますが、各種ギャンブルをネット投票で楽しむ時代になる前のタイミングで大胆な名称変更を行っていたことが成功した要因でしょう。
ネット投票から競艇を始めた方や、競馬・パチンコから競艇へ流入してきたユーザーは、競艇を始める際に悪いイメージを懸念して躊躇した方が少ないです。

 

若者向けにシフトしたCM

テレビとリモコン

競艇は昔から芸能人を起用したテレビCMを放送していましたが、従来はメイン客層であった年配男性を重視したタレント起用でした。
ボートレースへの名称変更をした2010年より、若者を意識したタレント起用と構成のテレビCMを放送しています。
競艇で起用された芸能人・タレントの年表をご覧ください。

 

1993年 寺田恵子(シンガーソングライター、バンドのボーカル)
1995年 関本彩子(競艇クイーン)、植木通彦(競艇選手)など
1996年 服部幸男、松井繁など(競艇選手のみの出演)
1998年 今村豊など(競艇選手のみの出演)
1999年 役所広司
2002~2003年 遠藤久美子
2004~2005年 TUBE
2004~2007年 優木まおみ
2008~2009年 和田アキ子
2010年 南明奈、千原ジュニア
2011年 南明奈、北条隆博
2012~2013年 南明奈
2014年 渡辺直美率いる6名の覆面ダンサー
2015~2016年 すみれ
2017年 渡辺直美
2018年 渡辺直美、ロバート
2019年 渡辺直美、ロバート、田中圭、ブラックマヨネーズなど
2020年 田中圭、武田玲奈、葉山奨之、飯尾和樹、小林涼子など

 

本格的なタレント起用を始めたのは1999年の役所広司からです。
大きな転機になったのは2010年より南明奈が演じた「アッキーニャ」のキャラクターです。

2010~2013年の歴代最長4年にわたってアッキーニャを前面に出したテレビCMを行っていたため、記憶に残っている方も多いでしょう。
この反響が大きかったことを受け競艇業界はテレビCMの放送頻度を増やし、競艇は徐々に大きなマーケットへ成長を遂げていきました。

 

その他の取り組み

今回は競艇のイメージアップに大きく貢献した2つの取り組みを紹介しましたが、このほかにも観戦スタンドの改装、イベント、地域貢献活動など幅広い取り組みを行っています。
競艇の悪いイメージを変えた取り組みを詳しく知りたい方は、下記のページをご覧ください。