初心者でも始めやすい競艇に、外国人からの関心が高まっています。

インバウンドへの取り組み

外国人を乗せたクルーズ船

インバウンドは訪日外国人観光客による日本国内での消費のことで、競艇でも来日外国人観光客への誘致を積極的に行っています。
実際に競艇ではどのようなインバウンドへの取り組みをしているのかまとめました。

 

 

浜名湖で行っているFAMツアー

 

浜名湖競艇企業団では、2017年から主催する浜名湖競艇場へ台北旅行社を中心にした外国人観光客を誘致するFAMツアーを開催しています。
2回目になった2018年では、台北旅行社を中心に10社11名が訪れ、レース観戦やボートレーサーの作業場など見学をする3泊4日のツアーが行われました。
富士山と浜名湖を望める自然豊かな浜名湖競艇場は外国人観光客からの関心が高く、今後もFAMツアーを通じてインバウンドへの取り組みを継続していくようです。

 

 

びわこボートレース場で行われた外国人向け見学会

 

滋賀県のびわ湖大津観光協会は、びわこボートレース場を新たな観光名所としてPRするため、2015年11月29日に外国人を招待した見学会を開催しました。
見学会では舟券購入を含めたレース観戦のほか、ボートの試乗体験も行われ、大好評で幕を閉じました。
同協会では、琵琶湖を見渡せる立地と世界的に珍しいボートレースの文化を外国人観光客に伝え、SNSを活用した情報発信を強化していくようです。

 

 

 

そもそも競艇は海外にあるの?

海外旅行をモチーフとした小物

ボートレースは元々海外から日本に伝わった歴史がありますが、海外で行われていたボートレースは海や川を活用したものでした。
日本では戦後の復興財源を確保するため、すでに人気を集めていた競馬を応用した公営競技として、1950年に周回コースを活用した競艇が始まった歴史を持ちます。
つまり、競艇は日本発祥の文化で海外からしてみると観戦スタンドからモーターボートが目の前で周回を重ねる競技は非常に珍しいです。
ちなみに海外では唯一韓国だけが2002年6月より競艇を開催しています。韓国にある競艇場はミ沙里漕艇競技場の1箇所のみで、日本の元政治家の笹川良一氏が私財をはたいて設立した経緯を持ちます。

 

韓国を除いて海外に競艇は存在しませんが、さまざまな券種の投票券を活用してギャンブルを行う競馬は世界的な競技として定着しているため、着順を予想する競艇は外国人に受け入れやすい特性を持っています。
昨今はSNSによる口コミ拡散効果が大きくなっているので、外国人観光客からも、6艇による競走で当たりやすく、選手のことを知らなくてもランク(級別)や、コース順で予想しやすい競艇は面白いと年々人気を高めています。
ツアー客以外の外国人観光客が競艇場に足を運ぶ人数はまだまだ少ないですが、今後は全国の競艇場で外国人観光客が増えていくかもしれません。