競艇イメージの変化には、運営の取り組みをはじめとした様々な要因があります。

イメージの変化

清潔感のあるベンチスタンド

若い方や競艇に最近興味を持ち始めた方はご存じないかもしれないですが、元々競艇はダークでネガティブなイメージが強かったです。
具体的には「臭い」、「汚い」、「客層が悪い」などといった、選手や競技性よりも客層や競艇場の設備に対するものが中心でした。
こうした競艇の悪いイメージは競輪・オートレースにも共通している部分があります。競艇が若者、カップル、女性グループ、ファミリー層の取り込みに成功したのは、地道なプロモーション活動や問題解決への取り組みによって従来の悪いイメージが変化したことが大きな要因です。

 

競艇のイメージが変化した要因

 

競艇のイメージが良い方向へ変化した主な要因をまとめました。

 

テレビCM

昔から競艇はテレビCMを定期的に放映してきましたが、従来の年配をターゲットにした大御所芸能人の起用が中心でした。
2010年に若者をターゲットにした南明奈を起用して以降、華やかなイメージが根付いていきました。
その後も渡辺直美や芸人など若者をターゲットにしたタレント起用を継続しています。

 

競艇場の改装

2000年以降に競艇場の大規模改装をするケースが増えています。汚い競艇場のイメージを変え、女性でも利用しやすいように>トイレを大幅改装する競艇場が相次ぎました。
競艇場の設備そのものが変わったため、明るくクリーンで利用しやすいイメージに変化しています。

 

競艇場で行われる様々なイベント

アイドル・芸人によるミニライブやヒーロー戦隊ショーなど、若者やファミリーを対象にした競艇場でのイベントを増やし、舟券購入以外の目的で競艇場に足を運ばせる取り組みを行っています。
ほかにも、ペアボートの体験試乗や選手との交流イベントで競艇をギャンブル以外で楽しませる取り組みが評価されて、新たな客層獲得に繋がっています。

 

地域貢献活動

一部の競艇場では、選手と有志のファンが競艇場近隣のゴミ拾いをするなどの地域貢献活動を行っています。
昔から競艇は客層が悪いことを理由に地元住民から煙たがられる存在でしたが、選手を含めた地道な取り組みによって、競艇場近隣住民からの評価が変わってきました。

 

イケメン&美女レーサーのアピール

昨今の競艇は、イケメンや美女など実力ではなく選手のルックスをアピールしたイベントや企画レースが行われています。
選手との交流イベントを通じて、過去の結果や期待値だけではなく選手を応援したい気持ちで舟券を購入する需要が拡大しました。
美女レーサーはSNSでファンに向けた発信をしたり、男性選手は爽やかなルックスをする選手が増えるなどの変化も見られてます。

 

分煙化の徹底

昔の競艇場はどこに行ってもタバコの匂いと煙が蔓延していて、道ばたには吸い殻が大量に散らばっているものでした。
現在は全ての競艇場で分煙化が徹底されて、タバコが苦手な方でも安心して利用できるようになりました。
屋外スタンドは禁煙エリアでも人気のない端っこでタバコを吸っちゃう常連客も見られますが、ガラス張りの屋内スタンドは有料・無料を問わずルール違反の喫煙をする人が全くいません。

 

ヤジ、暴言が減った

昔ながらの常連客は「死ねー」、「てめぇコノヤロー」。「帰れー」など選手に罵声を浴びせる人がいますが、現在はこうしたヤジや暴言がほとんど見られなくなりました。
これは競艇場のスタッフが取り締まりをしているワケではなく、客層の変化によってヤジ・暴言を叫びにくい雰囲気に変化したからです。
また、一部でたちの悪い常連客の言動をSNSにアップする人もいるので、SNSをしない年配常連客も動画投稿リスクを理解して目立つ言動を慎んでいるのかもしれません。

 

 

口コミによる相乗効果が大きく貢献

口コミ情報を入手できるスマホ

競艇の運営側による様々な取り組みによって競艇場は従来の悪いイメージがあった頃に比べて環境が大きく変化しました。
新たな客層を獲得していることに加えて、SNSの普及によって競艇場へ足を運んで楽しんだ口コミがネット上に拡散されたことがイメージ変化に大きく貢献しています。
若者や女性グループ、ファミリーが競艇場に足を運んで満足した情報が増えたことで、自然と従来の利用しにくいダークなイメージが払拭されました。
イメージだけではなく競艇場の雰囲気や空気そのものが変わっているので、競艇に興味を持った方はぜひ競艇場へ足を運んでみてください。