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470級男女で日本勢が好発進
雨天、微風で始まったセーリングW杯



昨日から降り続く雨の中、日本初開催となる「セーリングワールドカップ 愛知・蒲郡大会」のレースが始まりました。風が弱く予定より約1時間半遅れのスタートとなりましたが、男女合わせて計8種目すべてでレースが行われ、日本選手団は470級男子の第1レースで磯崎/高柳組がトップフィニッシュするなど、幸先の良いスタートを切りました。


セーリングワールドカップ10月15日NewsPH-1

参加艇が最も多いレーザー級

セーリングワールドカップ10月15日NewsPH-2

出産を経て復帰第一戦の臨む470級女子の吉田選手(右)と吉岡選手


470級男子
全種目の中で最も風に恵まれたのが、一番沖のエリアで行われた470級です。第1レースは磯崎哲也/高柳彬組がトップフィニッシュしました。初日は2レースが行われ、「軽風の難しいコンディションでしたが、しっかりまとめることができました」という磯崎/高柳組が2位。暫定トップに立ったのはリオ五輪銀メダリスト、オーストラリアのBelcher/Ryan組です。3位には今村亮/外薗潤平組、4位に高山大智/今村公彦組、6位に土居一斗/木村直矢組と日本勢が続いています。

470級女子
リオ五輪後、約1年ぶりのレース出場となったのが吉田愛/吉岡美帆組です。スキッパーの吉田はこのレースが出産後の復帰第一戦。久しぶりのレースでスタートに苦労していましたが、レース終盤にかけて順位を上げる堅実な走りはさすが実力者です。2レースを終えた順位は4位。暫定トップは世界チャンピオン、ポーランドのSkrzypulec/Mrózek Gliszczynska組です。

49er級男子
日本から古谷信玄/八山慎司組と高橋稜/小泉維吹組の2組が出場している49er級は、軽風のため1レースしか実施されませんでした。古谷/八山組は11位、高橋/小泉組は19位です。

49erFX級女子
49erFX級は3レースを消化し、ヨーロッパチャンピオンであるフランスのSebesi/Dubois組が暫定トップ、原田小夜子/永松瀬羅組が2位、波多江慶/板倉広佳組が3位につけています。

レーザー級男子
一人乗り種目のレーザー級は、今大会で最も多い50艇が参加しています。オーストラリアのTom Burton(リオ五輪金メダリスト)、キプロスのPavlos Kontides(2017年世界チャンピオン)、イギリスのNick Thompson(2017年ヨーロッパチャンピオン)が顔を揃える激戦種目でもあります。2レースを終えた暫定トップは、イギリスのLorenzo Brando Chiavarini。キプロスのKontidesが2位、オーストラリアのBurtonは4位、イギリスのThompsonは18位と少し出遅れました。「お天気はイマイチでしたが、今大会は2017-2018年ワールドカップシリーズの初戦なので、次へと続く良いレースをしたいです」とBurtonは意気込みを語っています。

レーザーラジアル級女子
レーザーラジアル級は2レース実施されましたが、風が弱く2レース目は途中で中止となりました。1レースを終えた時点の暫定トップはデンマークのAnne-Marie Rindom、リオ五輪の銅メダリストです。軽風を得意とする多田桃子が9位につけています。

RS:X級男子
初日2レース行われたウインドサーフィン種目のRS:X級男子は、スイスのMateo Sanz Lanzが2レースともに1位でフィニッシュし暫定トップに位置しています。先月、江の島(神奈川県藤沢市)で開催された世界選手権大会で優勝した中国のBing Yeは2位。「世界の強豪選手たちが日本の海で走っているので、自分たちも良い走りをして大会を盛り上げていきたいです」と話す富澤慎は6位です。

RS:X級女子
女子は先の世界選手権大会でも活躍した小嶺恵美が、2レースを消化し2位と好調な滑り出しです。得意な軽風コンディションでコンスタントに上位を走りました。同じく軽風を得意とする香港、中国勢が上位を占めています。